初めてのブータン旅行 菊地 豊(4)

2010年1月11日 Thimphu→Trongsa ティンプーからトンサ

早朝首都ティンプーからトンサに向かいます。トンサまでは車で7-8時間の行程です。私は車酔いが激しいので心配しながら出発しました。ブータンの1月は夜間が気温がマイナスまで下がりますが日中は15度と暖かいです。ティンプーを出発して1時間ほどでプナカとの県境のドチュ・ラ峠に到着。ドチュ・ラ峠は標高3,150mこの日は天気が快晴でヒマラヤの山並みが遠望できました。ブータンの最高峰ガンカル・ブンスム(標高7,570m)などヒマラヤの山並みがパノラマのように見えます。冬の早朝で気温がマイナス・快晴の場合良く見えるそうです。

ドチュラ峠には108基の仏塔が建立されています。この仏塔ドック・ワンゲル・チョルテンはインド反政府ゲリラ掃討勝利を記念して王妃ドルジ・ワンモア・ワンチュクが2004年に建立したものです。峠は神聖な場所で右回りが作法です。車は必ず仏塔を右手に見えるよう進みます。

108基の仏塔を右側に見ながら廻り坂道を下りて行くとプナカに向かう道路とワンデュ・ポダンに向かう道路の分岐点に到着します。今回の旅はプナカをブムタンからティンプーに帰る途中立ち寄る為まっすぐ進みます。坂道を下りるとプナツァン・チュ(川)が見えてきます。プナツァン・チュの橋の手前でワンデュ・ポダン・ゾンが見えてきます。このゾンは、シャブドゥン3番目のゾンでプナツァン・チュとタン・チュの合流地点にそびえています。

プナサンチュの橋を渡ると登り坂にさしかかり登りきると商店街が見えてきます。ワンデュ・ポダンは、ペレラ・トンサに向かう道路と新市街パジュに向かうバスターミナルでもあります。市場にはたくさんの野菜果物が売られています。

ワンデュ・ポダンからトンサに向かいます。途中ブラック・マウンテンの峠ペレラ(3,360m)を越えます。ペレ・ラは、ブータンを東西を分ける文化的な境界線でもあります。

トンサに入る前にチェンデジに立ち寄ります。チェンデジはブータンの東西を結ぶ街道上の古い村でペレ・ラ古街道の宿場でした。旅人を苦しめる悪神の地と恐れられ、それを封じるために18世紀に巨大な仏塔、チェンデジ・チョルテンを建立した。大きな目玉が特徴のネパール様式の仏塔です。