ブータン紀行 清水 愛子(4)

鍵盤ハーモニカと一緒のブータンの旅

4度の感涙

1度目は6月30日のテインプー小学校での演奏会時。

子供達が私達の返礼としてブータンの歌を歌ってくれた。子供達の真剣なまなざしと初めて聞くブータン語(正式にはゾンカ語)の心を揺るがつメロディー。子供達と心が一つになった思いで目頭が熱くなった。子供達のつぶらな瞳はなに物にも代え難い。この瞳がずっとずっと守られていくようにと願った。

Thimphu Primary Schoolの生徒達の合唱
Thimphu Primary Schoolの生徒達と記念写真

2度目は7月1日農家訪問の時

ホテルでの食後プナカ(標高1,300m)という農村地帯へ。プナカを語る前にブータンの道程を語りたい。
羽田空港を飛び立った飛行機はタイのバンコクに到着。バンコクでロイヤルブータン航空(ドック・エアー)に乗り換えインドのコルカタ(カルカッタ)経由ブータン唯一の国際空港であるパロ空港(標高2,300rn)に到着。待ち時間を入れて十数時間の旅。両側に脅びえ立つ高い山間のパロ谷に建設された国際空港。ブータンを訪問したことのある方から「山にぶつからってねがと思った」ときいていたので、内心ビクビクだった。でも、飛行機は迷うことなくなめらかに滑走路に降り立った。姿は見えないが機長にむかって「ありがとう、無事つれてきてくれて」と手を合わせた。

ブータン観光会社のガイドとドライバーが出迎えて首都ティンプーへ出発

パロ国際空港着陸後パロの観光は最終日にするので、すぐに専用マイクロバス(ブータン政府が旅行の品質安定のために公程料金を定めていて、ガイドおよび運転手が全行程に同伴)に乗車し、首都ティンプー標高(2,620メートル)へ。

●2016年7月ブータンの小学校に鍵盤ハーモニカを寄贈するためブータンを訪れた紀行文です。